ゴルフグッズOEM製作事例 - ゴルフ用品メーカー|ユニファースト株式会社

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オリジナル ゴルフグッズ 製作事例 - プロジェクト紹介

営業本部 橋本 敦

コンマ1ミリ単位で削りながらお客様とつくりあげたヒット商品。

「こんなのできないかな?」――ユニファーストの営業部員は、時々お客様から相談を受ける。オリジナル商品をゼロからつくりあげる会社として知られているからだ。
実際、お客様の経営層との雑談の中から生まれたヒット商品もある。
例えばこの「パターカップ」がそうだった。

Beyond Expectation
~期待を超えるために

  • ・もっと難しくする?
    ・何度もサンプルを試作できる素材はないか?
    ・使う人の身になって考えよう
    ・パッケージにも責任を持つ

雑談から生まれたチャレンジ

営業部の橋本は、誘われれば出かけるという程度にしかゴルフをしないが、取引先の中にはゴルフ用品メーカーもある。

それは若く、今注目の企業で、組織の構造をシンプルにして活発な社内コミュニケーションを生みだし、社員一丸となって事業に取り組んでいる。橋本はTシャツやウィンドブレーカー、シューズバッグなどの製造を少しずつ受注していた。

先頭に立つ経営陣は若く親しみやすい人ばかりで、橋本も役員室を訪ねた折に仕事を離れて雑談を楽しむことが多い。

その日も、何からその話になったのか思い出せないが、雑談のなかで「パターカップのもう少し難しいのがあってもいいよね」という話になった。

「パターカップ」と呼ばれるのは、グリーン上のホールと同じ大きさのカップを、傾斜の緩い円錐の上に載せたもので、富士山を五合目くらいの高さで水平にカットしたような形をしている。

火口がカップだ。パットのコースが合っていても、打球が強すぎるとカップの中に止まらずに向こう側に転がり出てしまうし、逆に弱いと坂を上りきることができない。

練習グリーンの上やあるいは室内のカーペットの上にこのカップを置けば、いつでもどこでもパッティングの微妙なタッチが習得できるという便利グッズだ。

ところが社長がみるところ、今のものは難易度が低く、あまり練習にならないのではないかという。「試作してみましょう」――橋本はそう約束して退出した。

社長自らシリコンのサンプルを削る

試作品は金属を手作業で成形してつくった。早速社長室に持ち込んで試してもらうと「もう少し手応えのあるものにしたいね」という感想だった。

再び金属で成形したが、微妙な角度が求められるので、おそらくこれからも繰り返しの微調整が必要になる。その都度金属を成形していたのでは試作コストがかかりすぎると橋本は感じていた。

「試作用に何かいい素材はないかと探していると、シリコン粘土というものがあることを知りました。ゴムのように柔らかいシリコンを基にそれを粘土状にしたものです。成形が容易でベタつかない。しかも安い。熱を加えれば硬くなり、ヤスリで削ることもできます。これだと思ってサンプルをつくりました」と橋本。

再び社長の下に届けると「ちょっと傾斜がきつくなりすぎたかな?」という回答。しかし今回のサンプルは硬化させたシリコン粘土だから、その場で削ることができる。削って手渡すと「いいね、でももう少しかな……ぼくにも削らせてくれる?」と、社長は橋本の手から試作品とヤスリを受け取り、自分で削り始める。

削ってはボールを打ち、打ってはまた削る、ということを繰り返した。おそらくコンマ1ミリというレベルの調整になっていただろう。やがて「これだ」という最終形ができあがった。

「じゃあこれと同じ形状で、実際の素材を使って試作してみます」と、橋本は削り跡も粗々しいサンプルを大切に持ち帰った。

パッケージデザインも商品の大切な要素

実際の商品のカップ部分はステンレス、周囲の傾斜した部分はシリコンでつくる。すでに傾斜角などの形状を完璧に仕上げた試作モデルがあるのだから、その通りに加工すればいいだけだった。

「ちょうどいい難しさじゃない?」と、自ら削っただけに試作品を見た社長の満足度は高い。ゴルファーのお尻のポケットに収まることを意識して商品全体の大きも最終決定した。

ポケットから取り出すときに、シリコンがめくれてステンレスから剥がれてしまう場合があると分かり、シリコンとステンレスの組み合わせ方を微妙に調整したが、他には大きな変更点もなく、そのまま新たな「パターカップ」として量産体制に入った。

色は、橋本が示した20色の中から3色を選定。商品だけでなくパッケージのデザインも橋本が引き受ける。このデザイン一つで店頭での注目度が変わり、レジ横の好位置に陳列しやすいかどうかも決まる。パッケージも商品企画の大切な要素だ。

ものづくりの楽しさを忘れない

発売後、新しい「パターカップ」は累計で1万を超えるヒット商品になった。微妙な難しさがゴルファーの心をくすぐったことはいうまでもない。社長と橋本が微妙な角度を削り出したことが、成功の最大の要因となった。

「バッグやシューズのようなメジャーな商品ではありませんが、『これをつくって』という依頼ではなく、その前段の『こんなものができないかな』というところからお手伝いし、お客様と一緒につくりあげていったという意味で、私には大きなインパクトを残した商品です。

社長が自ら削って試作品を完成させたという商品はあまりないでしょう? でも、だからこそおもしろかった。ものづくりの楽しさを改めて感じました」。

ものづくりのおもしろさを忘れない――橋本一人ではない。それはユニファーストという企業の揺らぐことのない原点だ。

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