『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会2022』の審査員を務めました! | プレスリリース | ユニファースト株式会社

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『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会2022』の審査員を務めました!

2022.12.16

当社は、2022年12月4日(日)に開催された『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会2022』にて、開発本部社員が審査員を務めました。
当発表会では、「ワークささはた」の“海の豊かさを守ろう”に焦点をあてた作品を「ユニファースト賞」に選出しました。

■SDGsへの取組みが評価され、シブヤフォント新作フォント&パターン発表会に審査員として初参加

『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会2022』は、渋谷区(区長:長谷部健)と一般社団法人シブヤフォント(共同代表:磯村歩、古戸勉)による、新作デザインの発表会です。

シブヤフォントとは、渋谷区内で暮らし働く障がいのある人たちが絵描いた文字や絵をもとに、専門学校桑沢デザイン研究所の学生が彼らと協働しながらフォントやパターンにするソーシャルアクションです。制作されたデータは渋谷区公認のパブリックデータとして、さまざまなモノ・コトへの活用を広げています。また障がい者の工賃向上を目的として売り上げの一部を障がい者支援事業所に還元しています。

当社は、このシブヤフォントの取り組みに賛同し、シブヤフォントを使用したポーチやアパレル商品をOEMとして企業に提案し、シブヤフォントの普及に積極的に取り組んでいます。この活動が評価され、12月4日(日)に開催された『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会2022』のゲスト審査を依頼され、商品開発部の社員が審査員を務めました。

発表会では1つの障がい者支援事業所とデザイン研究所の学生2人からなる10チームがそれぞれ制作の過程やデザインのコンセプト、パターンとフォントを使った商品提案などのプレゼンテーションを行いました。12社の企業・団体がゲスト審査員を務め、各企業それぞれ1チームを自社賞に選出しました。

全ての作品にストーリーと想いが詰まっていて素晴らしものでしたが、その中でも当社が一番注目したのは「一人ひとりに合わせたデザイン」をコンセプトにした、特定非営利活動法人「ワークささはた」の作品でした。

「ワークささはた」は、障害のある方の社会参加、自己実現、一人ひとりの特性に沿った自立のための支援を行っている障がい者支援事業所です(http://worksasahata.com/)。この「ワークささはた」の作品の特長は、子どもや動物といった具体的なものを描いたアートからなる作品群という点でした。チームメンバーがコミュニケーションを重ねながら一つひとつの作品を作り上げる制作過程や、多様性を尊重し他者との認め合いをテーマにした作品群に、当社は大変感銘を受けました。特に、魚たちが楽しく泳ぎ回る様子を描いた『魚の群れ』という作品は、“海の豊かさを守ろう”という、当社の新商品「海洋ゴミからつくったエコバッグ」が目指す世界と合致することを受け、「ユニファースト賞」に選出しました。

審査員を務めた開発本部社員は、「最近当社で最も注力している問題が海洋プラスチックの削減だ。回収した海洋ゴミを再利用してつくったリサイクル生地を使用した製品の打ち出しも全社を挙げて強化している。ワークささはたの作品には非常に親和性を感じた」と感想を述べ、さらに、「プレゼンテーションが非常に聞きやすく、最後に作品群のイメージをまとめていたことで、振り返りもできた」とコメントしました。

「ユニファースト賞」の副賞として、渋谷のシンボル「ハチ公」を描いたシブヤフォントのデザインの加湿器(オリジナル限定商品)を贈呈。会場からは「今の寒い季節にぴったり」「かわいい、私もほしい」などの声があがっていました。

当社は『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会2022』への参加を契機に、今後「シブヤフォント」とリサイクル繊維を掛け合わせたモノづくりにも積極的に展開していきます。事業活動を通じて環境問題や社会問題の解決に貢献の一翼を担っていきます。

プレスリリースはコチラ↓

【SDGs視点を取り入れたモノづくりに注力 『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会』の審査員務める “海の豊かさを守ろう”に焦点をあてた作品を選出 12月4日】
https://www.dreamnews.jp/press/0000272412/