ノベルティグッズでSDGsに貢献!企業にとってのメリットからグッズの例まで紹介
2025.09.30
「持続可能な開発目標」であるSDGsは、企業が配布するノベルティグッズを通しても実現できるものです。この記事では、SDGsの概要や、ノベルティグッズを通したSDGsへの取り組みなどについて解説します。また、SDGsにつながる具体的なノベルティグッズについても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
SDGsとは
SDGsとはSustainable Development Goalsの略称であり、日本語にすると持続可能な開発目標と呼ばれるものです。SDGsは、2030年までに国連に加盟する193カ国が達成することを目指し、2015年9月の国連サミットで採択されました。SDGsに関連する目標は貧困や飢餓、環境、教育、ジェンダーなど多岐にわたります。具体的には以下の17の目標から構成されています。
・貧困をなくそう
・飢餓をゼロに
・すべての人に健康と福祉を
・質の高い教育をみんなに
・ジェンダー平等を実現しよう
・安全な水とトイレを世界中に
・エネルギーをみんなにそしてクリーンに
・働きがいも経済成長も
・産業と技術革新の基盤をつくろう
・人や国の不平等をなくそう
・住み続けられるまちづくりを
・つくる責任 つかう責任
・気候変動に具体的な対策を
・海の豊かさを守ろう
・陸の豊かさも守ろう
・平和と公正をすべての人に
・パートナーシップで目標を達成しよう
企業がSDGsに取り組むメリット
日本でも耳にする機会が多いSDGsですが、実際に企業が主体となってSDGsに取り組むことで得られるメリットはさまざまです。ここでは具体的にどのようなメリットがあるのか解説します。
ビジネスチャンスの拡大
SDGsは持続可能な世界の実現だけでなく、企業のビジネスチャンス拡大にもつながるものです。例えば、SDGsに貢献するために環境に配慮した新規事業を立ち上げるといったケースが考えられます。SDGsの視点で考えることで新たな機会を作り出せる可能性があります。
また、近年では、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)」に対するESG投資をする投資家が多いとされています。SDGsに取り組むことは、これらのESGに該当するため、投資家からの支持を得やすく結果的に資金調達もしやすくなるでしょう。
CSRのアピールによる企業イメージアップ
SDGsに掲げられている目標は、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)に関連しているものもあるため、SDGsに取り組むことが結果的にCSRにもつながり、会社として社会的責任を果たしていることのアピールにつながります。
例えば、「飢餓をゼロに」というSDGsの目標を達成するために食品ロスの削減に取り組む場合、資源の保護や食品流通の合理化といったCSRでの貢献にもつながります。
SDGsとCSRは異なるものですが、それぞれを関連づけることはできるため、うまく組み合わせることでCSRに取り組む企業としてのアピールもできます。
コスト削減
SDGsでは、省エネルギーや省資源に関する目標が掲げられており、それらに取り組むことで企業のコスト削減も期待できます。例えば、節水や節電といった取り組みはどの会社でも取り組めるものであり、全社的に取り組むことで電気代や水道代といったコストを抑えられるでしょう。また、電気代を抑えるために、一定の時間が過ぎるとオフィスの電気を一斉消灯するというルールを作ることで長時間残業による社員の体調不良等も防止できます。
ノベルティで取り組めるSDGsの例
SDGsはノベルティ製作を通しても実現できます。例えば、SDGsで掲げられている目標のうち以下のような目標はノベルティ製作と関連付けやすいです。
・貧困をなくそう
・飢餓をゼロに
・エネルギーをみんなにそしてクリーンに
・つくる責任 つかう責任
「貧困をなくそう」という目標の場合、貧困問題解決に向けて実施されているフェアトレードがノベルティ製作においても活用できます。例えば、フェアトレードコットンを使用してバッグやポーチを作っているケースもあります。
また、「飢餓をゼロに」という目標であれば、食品ロス解消に向けて、余った食材等を捨てずに保存できる保存容器をノベルティとして提供できます。
そして、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」であれば、省エネグッズとして夏に使用できるうちわや冬に役立つブランケットなどの製作ができます。
そのほかにも、「つくる責任 つかう責任」に対しては、自然素材やリサイクル素材を使ったノベルティグッズを製作することでSDGsに貢献できます。例えば、バッグ類やポーチ、カトラリーなどは日常的にも使用できるため、利便性も高いアイテムです。
ノベルティを製作する目的
ノベルティを製作する目的はSDGsに貢献することだけではありません。ここではノベルティを製作する具体的な目的を紹介します。
認知拡大
ノベルティを製作する大きな目的ともいえるのが、自社や自社サービス、商品の認知拡大にあります。いくら魅力的なサービス、商品であっても名前や存在を知らなければ企業は消費者と接点を持つことはできません。また、消費者はインターネットで検索することもできません。そのため、認知してもらうための第一歩としてノベルティを使用するケースが多くなっています。
イメージアップ
企業がノベルティを製作する目的のひとつにイメージアップがあります。ボールペンやエコバッグなど、無料で配布されているノベルティをもらえて嫌な気持ちになる人は多くないでしょう。むしろ、配布してくれた企業に対する良いイメージを持つ人が多いと考えられます。さらに、ノベルティグッズに会社名やサービス名があれば、より印象に残りやすくなるでしょう。
商機拡大
ノベルティは、商機の拡大を目的として製作されるケースもあります。例えば、営業担当者が、商談相手にノベルティグッズを名刺と一緒に渡すことで営業活動のきっかけになります。特に展示会など、多くの人と関わる可能性が高い場面において、ノベルティグッズを渡すことでアイスブレイクをしやすくなるだけでなく、相手の印象にも残りやすくなります。それをきっかけに商談を進め、実際に契約を結ぶ、受注につなげるといったことも実現できるでしょう。
SDGsをノベルティグッズに取り入れるポイント
SDGsをノベルティグッズに取り入れたいものの、どのようにすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここではどうやってノベルティグッズにSDGsの要素を取り入れるのか解説します。
再生可能素材を活用する
リサイクルできる再生可能素材の活用もノベルティグッズにSDGsを取り入れる方法のひとつです。例えば、エコバッグは企業のノベルティグッズとしても定番ですが、バッグを再生可能素材でつくることで、持続可能な生活の実現をサポートできるでしょう。そのほかにも、再生紙や植物由来のバイオマスなどを使ったグッズの製作もおすすめです。
フェアトレード素材を活用する
適正な価格で購入したフェアトレード素材をノベルティグッズに使用することもSDGsに貢献する方法のひとつです。SDGsで掲げる目標の中には「貧困をなくそう」「人や国の不平等をなくそう」といったものがあるため、公正な取引を意味するフェアトレードを行い、それをグッズに使用することで、持続可能な社会の実現に貢献できます。例えば、コットンをフェアトレードで入手し、それを使ってノベルティグッズ用のバッグを製作することもできます。
プラスチックスマートを活用する
プラスチックスマートとは、環境省が展開するプラスチックごみ削減の啓蒙キャンペーンのこと。このキャンペーンでは、プラスチックゴミ問題の解決に向けた、プラスチックとの付き合い方を推進しています。
プラスチックスマート商品の活用を意識することで、SDGsとノベルティグッズを関連づけることができるでしょう。ノベルティであれば、従来はプラスチックで作っていたカトラリーをバンブーなどの天然素材に置き換えることでプラスチックごみの削減に貢献できます。
プラスチック・スマートについて|環境省(https://plastics-smart.env.go.jp/)
SDGsにつながるノベルティグッズの例
ここでは、SDGsに貢献できるノベルティグッズの具体例を紹介します。どのようなグッズを作ればいいのか迷っている、アイデアが欲しいといった企業の担当者は、ぜひ参考にしてください。
エコバッグ
エコバッグは企業のノベルティとして定番のグッズです。SDGsの観点からいうと、エコバッグを使用する機会が増えることでレジ袋を使う回数を減らせるため、プラスチックごみの削減につなげられます。また、リサイクル素材やフェアトレード素材などを活用して製作することもできます。
うちわ
うちわは、SDGsの目標である「気候変動に具体的な対策を」に貢献できるグッズです。昨今の夏の暑さを踏まえると、うちわだけで暑さをしのぐことは難しいですが、使用することで体感温度を下げ、冷房の設定温度や風量の調整を抑える効果があります。
また、うちわをポリプロピレンのような再生可能な素材を使用することで、SDGsに取り組む一歩となります。うちわの両面に企業のロゴや商品などを記載することで認知拡大にも貢献してくれるでしょう。
ブランケット
冬の省エネグッズとして活用できるブランケットもSDGsにつながるノベルティグッズの1つです。ブランケットを使うこと自体が「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」という目標に向けた取り組みとなるのはもちろん、再生可能素材を使用することでもSDGsに貢献できます。
携帯カトラリー
携帯カトラリーはコンビニやスーパーでご飯を購入した時に使い捨ての割り箸やスプーンなどを使用せずに済むため、SDGsにも貢献できます。また、カトラリーを製作する際、プラスチックを使用しないようにすることでよりSDGsを意識したノベルティグッズとして活用できます。
企業のSDGs推進を支援するサービス
ここまで説明したように、ノベルティグッズの活用は企業がSDGsに貢献する有効な手段のひとつです。一方で、SDGsにつながるような取り組みをしたいものの、ノウハウがなく、何から始めればいいのかわからないという企業も多いのではないでしょうか。
そういった企業の担当者におすすめなのが、ユニファーストが展開する「スタートSDGsプロジェクト」です。販促品やノベルティの企画・製造を行うユニファーストでは、これまでの知見や商品知識を活かし、企業のSDGs活動の第一歩をサポートしています。
エコバッグやリサイクル素材を使用し環境に配慮した商品や、障がいのある方とデザイン学生が協力したフォント製作、持続可能なライフスタイルを意識したアイテムなど、SDGsに貢献できるノベルティを幅広くご提案しています。まずはこうしたグッズから取り入れることで、自然にSDGsの一歩を踏み出すことができます。
まとめ
ノベルティグッズは、企業の認知拡大や商機拡大に貢献するだけでなく、SDGsの実現に向けた取り組みにおいても役立つものです。エコバッグやカトラリー、うちわ、ブランケットなど、ノベルティでありながら、SDGsにも貢献してくれるグッズは少なくありません。今回の内容を参考に、ぜひノベルティを通したSDGsへの取り組みを推進してみてはいかがでしょうか。
貴社の取り組みに合ったノベルティをご提案いたしますので、SDGs活動の一環としてぜひユニファーストにご相談ください。
ユニファーストの強み(https://www.unifast.co.jp/strong/)
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