SDGsに取り組む企業必見!エコ素材を使ったノベルティグッズ特集
2025.09.27
近年の異常気象や環境問題に対する意識の高まりもあり、エコやサステナブル、SDGsといったワードを、多くのメディアで耳にするようになりました。
各企業の強みを活かしたSDGs活動が行われており、海の保全や教育支援など活動内容も多種多様な中、その一つに環境にやさしい原料を用いたエコグッズの製作があります。
今回の記事では、エコ素材の種類や取り入れることのメリットを解説しつつ、最後にはエコ素材を使ったノベルティグッズを紹介していきます。
環境に配慮したアイテムを製作したい、SDGsに貢献することで自社のイメージアップを図りたい、そんな企業のみなさん、ぜひ最後まで一読ください。
SDGsとは
エコ素材の解説に行く前に、まずはSDGs(エスディジーズ)とはなんなのかを簡単に振り返っていきましょう。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語に翻訳すると「持続可能な開発目標」という意味。
2015年9月に行われた国連サミットで採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されたもので、より良い世界を実現するために、人類が協力して目指す17の大きな目標と、169の具体例で構成されています。
記載内容も貧困・飢餓をなくす、地球環境の保全、平和な社会の実現などさまざまで、日本でも積極的に取り組みが進められています。
SDGsの重要性
世界はいま、格差や貧困、気候変動や環境破壊など、かつてないほどの深刻な課題を抱えています。
自然豊かな日本でも環境問題や地球温暖化の影響は現れており、線状降水帯やゲリラ豪雨、夏の猛暑といった近年の異常気象もその一つといえるでしょう。
これら世界全体に影響を及ぼしている問題は、単一の国や地域だけで解決することが非常に困難なため、国際社会全体で連携を図り、それぞれができることを積極的に取り組み、一つ一つ課題を解決していく必要があるのです。
ユニファーストではいち早くSDGsの取り組みを実施し、お客様のSDGs活動をサポートするべく、エコ素材を活用したさまざまなアイテムを開発しています。
エコ素材の主な種類
SDGsの重要性がわかったところで、一体どういったものがエコ素材と呼ばれているのか、代表的なものをいくつか紹介していきます。
再生PET素材
まずエコ素材の代表的なものが、使用済みで不要になったペットボトルを回収して再利用する再生PET素材です。
材料の形状を保ったまま再利用するマテリアルリサイクル、化学的に分子レベルにまで分解して再利用するケミカルリサイクルなどの方法があり、トートバッグやスーツ、カーペットといった製品に生まれ変わります。
軽くて丈夫で持ち運びも容易な便利さから、日常生活のさまざまなシーンで活用される一方、地球環境問題の代表例として挙げられることも多いプラスチックによるゴミ問題ですが、再生PETを使用した製品が広まっていくことで、深刻化する海洋汚染の解決や、ペットボトルを焼却処分する際に排出される二酸化炭素(CO₂)の削減にも役立つでしょう。
アップサイクル素材
不要になった製品を一度原材料に戻してから、新たな製品を作るリサイクルと違い、不要になった物をそのまま活かしながら、新たな付加価値を生み出すことをアップサイクルといいます。
アップサイクルに使われる素材は多岐にわたり、コーヒーを抽出した後に残るかすを使ってタンブラーやノートを製作したり、廃棄予定楽器からスタンドライトやテーブルを生み出したりなど、活用方法は企業によってさまざま。
アップサイクル素材を活用することで、近年問題になっている食品ロスの軽減につぃながるだけでなく、SDGsの目標の一つである「12:つくる責任つかう責任」への貢献にもつながるでしょう。
オーガニックコットン
オーガニックコットンとは、その名の通り農薬や化学肥料を使わず、有機農法によって栽培されたコットンのことを指します。
製造から販売まで認証機関によって厳しい基準が定められており、基準をクリアしたものでないとオーガニックコットンと名乗ることができません。
例えば、コットンの原材料となる綿花は害虫に弱く、栽培効率を上げるために大量の農薬や除草剤、殺虫剤といったさまざまな薬品などが使われます。
オーガニックコットンは、それら農薬と化学肥料の使用が制限されており、土壌や水質への環境負担を減らし、生産者の安全も守ります。
また、綿花の栽培は発展途上国が多く、貧困層の女性や子どもたちによる強制労働・児童労働が当たり前の地域も少なくありません。
オーガニックコットンでは、原材料だけでなく、こうした人権・労働環境の問題が発生しないよう配慮することが基準に含まれています。
厳しい基準をクリアして栽培されたオーガニックコットンは、通常のコットンに比べてやや高価にはなるものの、生地の繊維の痛みが少なく、肌触りのよさや風合いが持続しやすい特徴があります。
ジュート
オーガニックコットンと並び、環境にやさしいエコ素材として有名なのが、黄麻(こうま)と呼ばれる植物の繊維から作られたジュートです。
栽培が盛んなバングラデシュやインドでは「黄金の繊維」とも呼ばれており、もともとその丈夫な特性を活かして農作物を運搬・保管する麻袋として利用されていました。
環境意識が高まった現代においては、成長スピードが非常に早い植物でありながら肥料や農薬が不要という特性、生分解性が高く環境負荷が少ないなどの理由から、エコでSDGsの目標達成に有効な素材として注目を集めています。
バンブーファイバー
次世代のエコ素材として注目を集めているのが、竹から抽出した繊維をパウダー状にして樹脂で固めたバンブーファイバーです。
竹はジュートと同じく農薬や化学肥料が不要で栽培管理なしでも自然に自生する点、木以上の再生力と成長スピードを誇ることから、まさに持続可能なエコ資源とといえるでしょう。
一般的な竹素材と違い、バンブーファイバーは布素材にも加工できる汎用性の高さがありつつ、竹らしい軽さと耐久性も備えている魅力の一つです。
ウォッシャブルペーパー
紙でありながら、洗うことができるほど丈夫で型崩れしない、糸を通して縫うことが可能、高級感があるなどの理由から、アパレル業界を中心に注目を集めているのがウォッシャブルペーパーです。
クラフト紙のようなナチュラルな質感でありながら、優れた耐久性も持ち合わせているため、革や布の代替素材として期待されています。
ウォッシャブルペーパーの主成分であるセルロースと呼ばれる植物由来の繊維は、古紙や間伐材から取り出すこともできるため、資源の有効活用につながるだけでなく、もともと自然界に存在するものなので、生分解によって土に還すことも可能。
日本でも徐々に認知が広がってきており、サステナブルで環境に優しい、丸洗いできる紙という抜群の話題性も含め、今後の発展が期待される素材になっています。
エコ素材をノベルティに取り入れるメリット
続いて、一般的なノベルティではなく、エコ素材を取り入れることで企業にどういったメリットがあるのかをみていきましょう。
企業のイメージアップ
近年、環境問題やSDGsが世界的に注目されるようになったことで、企業には環境配慮型の行動が求められています。
SDGsは社会的にも認められた世界全体の目標であり、エコ素材を積極的に取り入れることで、社会貢献であるとみなされ、企業イメージの向上や信頼の獲得につながるでしょう。
ブランドロイヤルティが向上すれば、リピート購入や長期的な取引の維持につながり、企業の持続的成長を実現する要因にもなり得ます。
他者との差別化を実現
エコ素材をノベルティに採用することは、企業をサステナブルブランドとして差別化する有効な手段です。
エコ素材の活用はSDGsの目標との合致し、環境を守る企業という明確なメッセージとなるため、環境意識の高い顧客層から強い共感を得やすく、一般消費者の興味を引く重要なツールにもなります。
さらに、再生素材や天然素材を用いたノベルティにすることで製品に付加価値が生まれるため、自社ならではのオリジナリティの実現や競合他社との差別化にもつながるでしょう。
エコ素材を使ったノベルティグッズ製作ならユニファーストで
日本でも確実に浸透しつつあるSDGsですが、企業の活動に組み込もうとなるとなかなか難しいところ。
何から始めたらいいのかわからないという企業の方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんなお客様の悩みを解決に導くために、ユニファーストでは、豊富な経験と持ち味のアイデア力を活かし、デザイン・企画から納品・物流までの一連の流れをワンストップで提供していきます。
エコ素材を活用したユニファーストの取り組み
上記でも触れた世界中で深刻化する海洋汚染問題ですが、ユニファーストでは「REPREVE® Our Ocean」と呼ばれる海洋プラスチックごみを原料とするリサイクル繊維を用いて、エコバッグやポーチなどのさまざまなオリジナル縫製品を製作しています。
他では、こちらも前述で解説したアップサイクルサービスの「いきかえるプロジェクト」も実施中。米袋をバッグへ、作業着をぬいぐるみへなど、これまで仕方なく廃棄してきたものや使い古しのものを材料に、新たな付加価値がついた製品を生み出します。
ここに記載したものはあくまで一例で、その他の取り組みや製作実績を知りたいという方は、下記のリンクからご覧ください。
内部リンク(https://www.unifast.co.jp/sdgs/)
内部リンク(https://www.unifast.co.jp/works/)
REPREVE® Our Ocean(https://www.unifast.co.jp/sdgs/repreve-our-ocean/)
いきかえるプロジェクト(https://www.unifast.co.jp/upcycle-idea/)
まとめ
本記事では、SDGsの認知拡大で注目を集めるエコ素材を使ったノベルティに焦点を当て、種類や導入するメリットなどを解説してきました。
単なるノベルティではなく、エコ素材という付加価値をつけることで、メディアやSNSでも話題になりやすく、環境問題に対する企業の前向きな姿勢をアピールできるでしょう。
ユニファーストでは、豊富な経験と実績を駆使して、お客様のニーズに合ったオリジナリティあふれるエコノベルティを多数製作しています。
企画やアイデアのご相談も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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アパレルユニフォームの製作はユニファーストが最も得意としているアイテムです。