ノベルティ・マーケティングとは?効果を高める最新活用術 | ユニファースト株式会社

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ノベルティ・マーケティングとは?効果を高める最新活用術

2025.08.25

企業が市場で存在感を高め、顧客との関係を築く方法は数多くあります。その中でも「ノベルティ・マーケティング」は、シンプルでありながら長期的な効果を発揮する戦略の一つです。
ノベルティとは、企業やブランドが自社ロゴやメッセージを入れたグッズを無償で配布し、受け取った人にブランド体験を提供する販促物のこと。近年は、従来のボールペンやカレンダーに加え、エコ素材を使ったサステナブルグッズやQRコード経由のデジタルギフトなど、新しい形態も登場しています。

私たちユニファーストでは、こうした企業の課題に合わせて、使われ続けるノベルティを提案し、ブランド体験をカタチにするサポートを行っています。
本記事では、ノベルティ・マーケティングの基礎から目的・効果、そして最新の活用法まで解説していきます。

ノベルティ・マーケティングとは?基本を整理

「ノベルティ(novelty)」は英語で「目新しさ」や「珍しさ」を意味します。本来は新奇性を表す言葉ですが、日本では企業ロゴ入りのボールペンやエコバッグ、カレンダーなど、宣伝や販促を目的として無償で配布される記念品を指す和製英語として浸透しています

無料でもらえるおまけとは異なり、ノベルティはマーケティングにおいて、企業やブランドのメッセージを消費者に直接届け、日常生活の中で繰り返し記憶に残すためのコミュニケーションツールという役割を担っています。たとえば、日常的に使う文房具やマグカップにロゴが入っていれば、使用のたびに無意識にブランドを想起し、広告と同様の効果を発揮するでしょう。

また、広告やCMのように一方的に流される情報ではなく、贈り物として手元に届く点が特徴的です。受け取った人は、自分のために用意してくれたという感覚を持ちやすく、ブランドに対してポジティブな印象を抱く傾向があります。ここに、ノベルティが広告とギフトの中間にある独自の立ち位置を持つ理由があります。

ノベルティは、時代や社会背景に応じてカタチを変える柔軟さも魅力です。かつてはうちわやカレンダーが主流でしたが、近年ではサステナブル素材を使用したアイテムや、デジタルギフトといった形態も広がっており、マーケティング戦略全体の中で重要な選択肢のひとつとなっています。

ノベルティと販促品・プレミアムグッズの違い

マーケティング施策では「ノベルティ」、「販促品」、「プレミアムグッズ」が混同されがちです。これらは似ていますが、目的や提供方法が異なります。この違いを理解することで、目的に応じた正しい施策選定が可能になります。

種類
主な目的
特徴
ノベルティ関係構築・認知度向上無償提供、実用性重視、長期使用でブランド想起を促進
販促品購買行動の直接的促進割引やキャンペーンに付随し、購買直結を狙う
プレミアムグッズ条件達成者への特典購入・契約など特定条件を満たした顧客のみに提供

ノベルティの目的・効果

ノベルティは単なる記念品ではなく、企業のマーケティング活動において多面的な役割を果たす重要なツールです。受け取った人に、便利だ、嬉しいと思わせることでブランドへの印象を高めるだけでなく、購買行動やリピート利用を促す効果も期待できます。ここでは、ノベルティが企業活動にもたらす主な効果を整理して解説します。

ブランド認知度の向上

物理的なアイテムは、デジタル広告に比べて記憶に残りやすいという特徴があります。米国広告専門誌「ASI(Advertising Specialty Institute)」による調査では、85%の人がノベルティを提供した企業名を覚えており、82%がその企業に好意を持ったと回答しています。特に日常的に使用する文房具やバッグなどは、繰り返し目にすることでブランドを無意識のうちに刷り込み、認知度を強化します。

顧客との関係構築・ロイヤルティ向上

ノベルティは、感謝をカタチにしたものとしても有効です。BtoBでは商談後の手渡しや契約成立の記念、BtoCでは来店記念や会員特典として贈ることで、相手に大切にされているという感覚を与えます。結果的にブランドに対する好意が深まり、継続的な関係構築やロイヤルカスタマーの育成につなげやすくなります。

販売促進・購買行動の後押し

新商品の発売やキャンペーンの際にノベルティを組み合わせると、購買意欲を刺激する効果が高まります
例えば、飲料メーカーが「スクラッチ付きノベルティ」を展開した際には、景品交換目的で来店する人が増加し、結果として売上の向上につながりました。このようにお得感や、限定性を打ち出すことで購買行動を後押しできます。

長期的な広告効果

ノベルティの特徴はその持続性にあります。ある調査では、約80%以上の人がノベルティを1年以上保持していると答えています。テレビCMやオンライン広告は短期間で消費されてしまいますが、ノベルティは日常生活の中で繰り返し使われることで、低コストながら長期的に広告効果を発揮できるのです。

費用対効果(ROI)の高さ

企業が販促に投じる費用は売上の3〜5%が一般的ですが、化粧品や通販業界では10〜20%に達する場合もあります。その中でノベルティは、低コストで確実に顧客接点を生み出せるため、費用対効果の高い施策と評価されています。継続的に使用される実用的なアイテムを選べば、効果はさらに高まるでしょう。

成功しやすいノベルティ・マーケティングのポイント

ノベルティは配布すれば必ず効果が出るわけではありません。選び方や設計を誤ると、受け取った人に使われないまま処分されてしまい、期待した宣伝効果も得られません。逆に、ちょっとした工夫を押さえるだけで、長く使ってもらえるアイテムになり、企業やブランドの名前を繰り返し目にしてもらえる強力な広告媒体に変わります。
ここでは、ノベルティを成功に導くために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

無償での提供

ノベルティの大きな魅力は、無料でもらえる点にあります。受け取る側にとって金銭的な負担が一切ないため、心理的なハードルが低く、幅広い層へ自然にリーチすることが可能です。

特に展示会やイベント会場など、多くの人が集まる場では、無料配布という要素自体が集客力を持ち、接点創出のきっかけになります。加えて、無料であるにもかかわらず実用性が高いアイテムは、お得感や大切にしたい気持ちを生み出し、ブランドへのポジティブな印象形成に直結します。

実用性を意識する

どれだけデザインが優れていても、使い勝手が悪ければノベルティはすぐに捨てられてしまいます。逆に、日常生活や仕事の中で便利に感じられるアイテムは長期間使用されやすく、結果としてブランドとの接触頻度が増えます
たとえば、スマートフォン関連グッズやエコバッグ、文具などは生活導線に組み込まれやすく、広告効果を持続させやすい代表例です。

長く使われるノベルティは、コストをかけずに継続的な広告塔になってくれる存在となり、投資対効果も高まります。

ブランドプリントの採用

ノベルティに社名やロゴ、スローガンなどを入れることは、広告効果を最大化する基本の工夫です。毎日のように使うペンやマグカップにロゴが入っていれば、使用するたびに自然とブランドを思い出してもらえます。これは、繰り返し接触することで好意度が高まるという心理学の「単純接触効果」にも通じます

さらに、ロゴだけでなく、ブランドの世界観やメッセージを込めたデザインにすることで、ブランドストーリーを体現するアイテムとして機能します。

物の価値を下げずに購買意欲を高める

値下げは一時的に売上を伸ばす効果があるものの、商品の価値そのものを下げてしまうリスクがあります。対して、ノベルティを付ける施策は、商品価格を維持したまま、お得感や特別感を演出できるのが強みです。

たとえば、A社が値下げして販売するのに対し、B社は定価を守りつつ実用的なノベルティを付けるとします。B社の商品は本来の価値を損なわずに、消費者に「プラスアルファの魅力」を伝えることができ、結果的に購買意欲を高められます。

ノベルティは、価格競争に巻き込まれずに選ばれる仕組みをつくる手段になります。消費者は値下げよりも得をしたと感じやすく、ブランドに対するポジティブな印象も高まるため、長期的なファンづくりにもつながります。

ノベルティの活用シーンと効果

ノベルティは、どのような場面で、誰に渡すかによって効果の出方が大きく変わります。適切なシーンで配布すれば、単なるプレゼントにとどまらず、ブランドの存在を強く印象づけることが可能です。
逆に場面を誤ると、受け取った人の関心を引けずに効果が半減してしまいます。ここでは、代表的な活用シーンとその効果を具体的な事例を交えて見ていきましょう。

新商品のプロモーション

新商品発売時には、話題性を高めるためにノベルティが効果的に使われます。特に発売初期は消費者の購買意欲を刺激する必要があり、商品本体の宣伝に加えてノベルティを組み合わせることで注目を集めやすくなります。
食品や日用品といった身近な商材から、自動車などの高額商品まで幅広く活用されており、短期的な売上拡大や市場でのポジション確立に寄与します。

ユニファーストでは、こうしたプロモーションに合わせて商品の世界観を反映したオリジナルグッズを製作し、ブランド価値を高める支援を行っています。

企業や商品のキャラクター活用

企業や商品のイメージキャラクターを活用したノベルティも効果的です。キャラクターは視覚的な認知度が高く、グッズ化することで、愛着やコレクション性を生み、消費者のロイヤルティを高める効果があります。
家電量販店でキャラクターグッズが配布される事例などは、顧客にとって購入体験を特別なものにし、競合との差別化を可能にしています。

当社でも、キャラクターやブランド資産を活かしたぬいぐるみやアパレルアイテムの製作実績があり、ファンとの長期的な関係づくりを支えています。

来場記念ノベルティ

スポーツ観戦や展示会、大型イベントでは、来場者の体験を豊かにするノベルティが定番です。海外ではMLBでのボブルヘッド、日本ではプロ野球観戦時のレプリカユニフォームやタオル、メガホンなどが好例で、来場者にとっては「参加の証」としての価値も高いアイテムとなっています。企業側にとっても、記念グッズを通じて参加者の体験を強化し、リピーター獲得やブランド認知拡大に繋げられます。

近年では大阪・関西万博など、国内外の大規模イベントにおいて販売品や備品、記念品の製作を当社でも手掛けており、こうした場面でのノベルティ提供に確かな実績を持っています。

展示会・イベント

展示会では来場者の関心を引き、ブースに立ち寄ってもらうためのアイテムとしてノベルティが活躍します。ITイベントではUSBメモリやケーブルといった実用品が来場者の興味を引きつけ、結果的にブース滞在時間の延長につながるケースもあります。

ユニファーストでは、企業のブランドやキャンペーンに合わせたオリジナル性の高いアイテムが得意領域です。タオルやユニフォーム、ぬいぐるみといった、記憶に残るプロモーションツールは、他社との差別化やファンづくりに大きな効果を発揮します。

オンライン施策との連動

近年はデジタルマーケティングとの組み合わせも増えています。SNS投稿キャンペーンで抽選ノベルティを提供する事例では、投稿による拡散効果と当選者への郵送による直接接触の二重効果を得られるため、ブランド認知と顧客エンゲージメントを同時に高めることができます

サブスクリプション型のサービスでも、入会特典や継続特典としてノベルティがよく用いられます。顧客のロイヤルティを高め、解約抑止にもつながる実践的な方法といえるでしょう。

CSR・サステナビリティ施策

再生素材を使ったトートバッグや竹製カトラリーなど、環境配慮型のノベルティは、企業のCSR姿勢をアピールする有効な手段です。実際、こうしたエコノベルティを導入することで、メディア露出や広報効果の向上が報告されており、ブランドの社会的価値を高める事例が増えています。

当社でも近年、海洋ゴミを再利用したブランケットやエコバッグ、ポーチなどの製作も得意としており、多数の企業様からのご依頼が増えております。素材や製作実績についても紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

オリジナル 海洋ゴミからつくったエコバッグ 製作・OEM生産

オリジナル 海洋ゴミからつくったブランケット 製作・OEM生産

近年のトレンドと今後の見通し

ノベルティ・マーケティングは時代や社会の変化とともに進化を続けています。従来は安価で大量に配れる実用品が主流でしたが、近年は顧客体験の質や社会的メッセージ性が重視されるようになってきました
とくにサステナブル志向の高まりやデジタル化の加速は、ノベルティの在り方を大きく変えています。ここでは、押さえておきたい最新トレンドと今後の方向性を整理します。

高単価ノベルティの活用

従来はコストを抑えるため低単価品が多く採用されてきましたが、近年は重要顧客やリピーターに対して、長く使ってもらえる良質なアイテムを贈るケースも増えています

PPAI(米国プロモーショナル製品協会)による調査では、「プロモーショナル商品がブランド認知や購買意欲に寄与する」との回答が多く見られ、特にZ世代消費者においては「プロモーショナルアイテムがブランド評価にポジティブな影響を与える」とする意見が68%、さらに「それをきっかけに購買した経験がある」という報告も63%に上ります。

また、高単価ノベルティは記念品としての役割を担うことも少なくありません。例えば当社の場合、ある企業の周年記念パーティに合わせて、東京江戸ガラスを用いた記念品を製作。木箱に収めた特注仕様で納品し、周年事業を象徴する特別なギフトとして高い評価を得ました。
このように、ブランドの節目や大切な顧客への贈答において、高単価ノベルティは企業の姿勢を体現するアイテムとして機能します。

デジタルノベルティの普及

非接触型のコミュニケーションが広がる中、URLやQRコードから受け取れるeギフトや、アプリ内で利用可能なデジタルポイントなどのデジタル型ノベルティが急成長しています

従来の物理的なノベルティと異なり、在庫管理や物流コストが不要で、配布データをトラッキングできるため効果測定も容易です。特にオンラインキャンペーンやSNS施策と親和性が高く、若年層を中心に支持を集めています。

サステナブル素材の採用拡大

SDGsやESG投資の観点から、環境配慮型ノベルティの導入は企業にとって避けられないテーマとなっています。再生PETやオーガニックコットンなどの従来素材に加え、近年は海洋ゴミや廃棄資源をアップサイクルした製品も登場。
単なる実用品にとどまらず、社会や地球環境に配慮する企業という姿勢を象徴するアイテムとして注目されています

例えば、海洋ゴミを原料とした繊維「REPREVE® Our Ocean®」を活用した商品シリーズは、廃棄物削減とブランディングを同時に実現できる新しいカタチのノベルティです。当社でもこの素材を使ったブランケットやエコバッグ、ポーチといった製品を多数手掛けており、企業のサステナブルな姿勢を、目に見えるカタチに変えるご提案を行っています。

こうした環境配慮素材は、若年層やエシカル志向の高い消費者層との親和性が高く、ブランド好感度を押し上げる効果が期待できます

海洋ゴミ由来の再生PET繊維「REPREVE Our Ocean」

まとめ

ノベルティ・マーケティングは、単なる物品配布ではなく、ブランド体験をカタチにして届ける戦略です。デジタル広告やSNSが主流となった現代だからこそ、手に取って使えるアイテムを通じて、企業やブランドの存在を長く印象づけられる価値が改めて注目されています。ノベルティは、ブランド認知の拡大や顧客との関係構築、購買行動の促進といった直接的な効果に加え、長期的な広告効果や費用対効果の高さという強みを持っています。実際に、消費者の多くはノベルティをきっかけに企業名を覚え、好意的な印象を持ち、場合によっては購買に至ることも少なくありません。

成功のためには、誰に何を届けるのかというターゲットの理解と、ブランドのメッセージや価値観と整合したアイテムの選定、そして効果を数値で測定し改善を重ねる仕組みが欠かせません。小規模な配布から試し、効果を確認しながら規模を拡大していくアプローチが現実的かつ効果的です。

近年はサステナブル素材やデジタルギフト、パーソナライズドアイテムなど、時代に沿った新しいトレンドを取り入れることが重要になります。これらは単なる販促を超えて、企業の姿勢や価値観を社会に発信する手段ともなり得ます。ノベルティ・マーケティングを単発の施策として終わらせるのではなく、長期的なブランド戦略の一環として活用していくことで、企業の成長を支える大きな力となるでしょう。

ユニファーストでは、こうした最新のトレンドや顧客の課題に応じて、単なる物品提供にとどまらず、戦略的な活用をご提案しています。ノベルティ・マーケティングを長期的なブランド戦略の一環として活用し、企業の成長に伴走していきます。

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