発注者必見!OEMとは?意味やメリット、注意点、ODMとの違いも解説
2025.08.25
製品をつくりたいけれど、自社に製造ラインがない。短期間で市場投入したいが、設計から製造まで社内で完結できない。このような課題を抱える企業にとって、有力な手段のひとつが「OEM」の活用です。
OEMは、自社ブランドの商品を、外部の製造パートナーに委託してつくる仕組みです。しかし、その仕組みやメリット・デメリットを正確に理解していないと、思わぬトラブルやコストの膨張を招く可能性もあります。
また、OEMと混同されがちな「ODM」についても、その違いを把握し、目的や自社体制に応じて最適な選択をすることが求められます。
本記事では、OEMとODMの基本的な違いや構造、OEMの具体的なメリット・デメリット、パートナー企業選びのポイント、そしてユニファーストが提供するOEM支援の特長までを、図解を交えながら丁寧に解説していきます。
これからOEMの導入を検討したい方、すでに取り組んでいるが見直しを図りたい方の参考になれば幸いです。
OEMとは?基本の定義と仕組み
企業がオリジナル商品をつくろうとしたとき、自社内に製造設備がない、あるいは製造リソースを割けない場合に活用されるのが「OEM(Original Equipment Manufacturer)」です。
これは製造を他社に委託し、自社ブランドとして販売する仕組みであり、多くの業界で広く利用されています。
たとえばアパレルや雑貨の領域では、企画・デザインは自社で行い、製造はOEMメーカーに依頼するという形式が一般的です。完成した製品は、自社ブランドとして市場に出すことができます。
OEMの仕組みを活用することで、企業は製造設備を持たずに商品展開を可能にし、市場の変化に柔軟に対応できる体制を整えることができます。また、既に確立された製造技術を活用することで、品質の安定やスピーディな市場投入が可能になります。
OEMは製造の手段であると同時に、商品づくりにおける重要な「パートナー選び」でもあります。ユニファーストでは、単に仕様通りに作るだけでなく、企業ごとの背景やこだわりをくみ取った提案を行うことで、ブランド価値を高めるモノづくりをサポートしています。
OEMとODMの違いとは?
製品を外部に委託する方法には、「OEM(Original Equipment Manufacturing)」と「ODM(Original Design Manufacturing)」の2つの方式があります。
混同されやすいこれらの用語ですが、それぞれの意味と業務範囲を整理しておくことが重要です。
OEMは、発注企業が設計・仕様を決め、製造だけを委託します。発注側が明確な製品イメージや仕様を持っている場合に適しています。
一方でODMは、設計から製造まで一括してメーカーが担当。発注企業はブランド名のみを付けて販売します。開発リソースが乏しい場合や、新分野への展開を検討する企業にとっては有効な手段です。
実際の現場では、どちらに頼むべきか分からないと迷われるご担当者も少なくありません。ユニファーストでは、目的やリソースに応じた最適な方式を一緒に検討しながら進めていきます。
OEMを活用するメリット
OEMは、外部の製造パートナーの力を借りながら、自社ブランドの商品を効率的に市場に投入できる仕組みです。特に資本や人員に限りのある企業にとって、商品開発や展開のスピードと柔軟性を高める手段として広く活用されています。
ここでは、OEMを導入することで得られる主なメリットについて、ユニファーストの取り組みも交えて詳しくご紹介します。
設備投資が不要
OEMを活用する最大の利点の一つは、製造設備や専用ラインへの大規模な初期投資が不要な点です。自社に製造部門を持たなくても、商品を展開できるため、新規事業立ち上げや新市場への参入を、低リスク・低コストで実現できます。
ユニファーストでは、 製品仕様や必要ロットに応じて、国内外の適切な工場を選定。初期コストを抑えつつ、ブランドの世界観を損なわない設計・生産プランをご提案しています。
自社ブランドで販売できる
OEM製品は、自社ブランドとして販売することが可能です。製造を他社に任せながらも、ブランド戦略やマーケティングは自社でコントロールできるため、ブランド価値を高める施策と並行して商品展開ができます。
商品そのものだけでなく、パッケージ・タグ・販促物に至るまで、ブランドのコンセプトを体現するトータルなクリエイティブ提案を行うことが、私たちの強みでもあります。
短期間で商品化が可能
既存の製造ノウハウや設備、仕様テンプレートを活用することで、社内開発に比べて大幅に短いスパンで商品を市場に投入することが可能です。流行の移り変わりが激しい業界では、スピードは大きな競争力になります。
当社でもキャンペーンやイベントに合わせたご相談も承っております。内容に応じて柔軟に対応させていただきますので、まずは一度ご相談ください。
コスト削減につながる
OEMメーカーは、生産の効率化や大量調達によるスケールメリットを持っており、一定量以上の製造であればコストパフォーマンスに優れた提案が可能です。また、製造ラインの柔軟性によって、ロット数なども対応ができる場合もあります。
当社では「コストダウン=品質を落とす」ではなく、設計見直し・仕様の最適化・工程の効率化などにより、クライアントの目的に沿った費用対効果の高いモノづくりを実現しています。
品質管理のノウハウが活かせる
信頼できるOEMメーカーは、長年にわたる製造実績や品質基準を持ち、安定した生産体制を整えています。特にアパレル・雑貨などは、素材や加工方法により品質が左右されやすいため、品質管理体制は重要な選定基準となります。
当社においても、納品後のトラブルを未然に防ぐため、製造工場での検品に加えて、必要に応じて社内チェックや外部検査機関との連携も視野に入れながら、体制づくりに取り組んでいます。
OEMを利用する際の注意点
OEMは非常に有効な製造手段ですが、すべてが自動的にうまくいくわけではありません。製品づくりの成功には、事前の確認や準備、パートナー企業との連携が欠かせません。
ここでは、OEMを進める際に押さえておきたい代表的な注意点と、それに対するユニファーストの考え方をご紹介します。
差別化しにくいことがある
同じOEMメーカーが複数の企業に類似製品を提供している場合、自社製品の独自性を打ち出すのが難しくなる可能性があります。
ユニファーストでは、素材や仕様が似通っていても、色・形状・加工・パッケージなどの細部にブランドらしさを表現することを重視しています。製品の機能だけでなく、背景にあるストーリー性や世界観を一緒に設計することで、見た目にも記憶に残るモノづくりをご提案します。
トラブル時の責任範囲が不明確になりやすい
OEMでは、設計は発注企業、製造はOEM企業という分業体制が基本です。そのため、万が一製品トラブルが発生した場合、原因や責任の所在が不明確になりやすく、対応に時間がかかることがあります。
当社では、設計段階から密なすり合わせを行い、課題が起こりにくい体制づくりを重視。万一の場合も、原因の切り分けと再発防止まで責任をもって対応いたします。
改良がしにくいケースもある
量産体制に入った後に仕様変更や改善を行おうとすると、OEMメーカーの生産設備や工程上、柔軟な対応が難しいこともあります。また、社内に技術部門がない場合、市場の声を反映するスピードが鈍化するリスクもあります。
当社では製品づくりの進め方やスケジュールについても、まずは丁寧にご相談を伺いながら、柔軟に対応することを心がけています。つくって終わり、ではなく、その先の展開まで見据えたモノづくりを一緒に考えていきます。
OEMを検討する際のチェックポイント
OEM導入を成功させるには、単に製造を任せるだけでなく、企画から委託先の選定まで、戦略的に準備を進める必要があります。社内体制の整備と信頼できるパートナーの見極めが、製品の完成度や市場成果を大きく左右します。
以下の観点から、導入前に確認すべきポイントを見ていきましょう。
どこまで自社で設計・仕様を決めるか
製品の基本的な構想だけをOEM先に伝えるのか、それとも素材・サイズ・機能などの詳細仕様まで自社で決めてから依頼するのかによって、委託先の選定や連携の仕方が変わってきます。
事前にどこまでを自社で対応し、どこからをOEMパートナーに任せるのかを明確にしておくことで、プロジェクト全体の進行がスムーズになります。
製品イメージやブランド価値をどのように保ちたいか
OEMであっても、製品にブランドの「らしさ」を表現することは十分可能です。色や形、素材の選定、さらにはパッケージや販促物のデザインなど、こだわりたいポイントがある場合は、初期の段階で明確にしておくことが重要です。
自社ブランドの価値を正しく伝えるためにも、イメージ共有や仕上がりへの期待値はできるだけ具体的に伝えることが望まれます。
製造先とのやりとりにどこまで関与するか
OEM先に一任して任せるスタイルもあれば、定期的に打ち合わせを設けて進行管理や品質確認に関与するスタイルもあります。どの程度の関与を希望するかによって、社内で必要となるリソースや担当体制も変わってくるため、あらかじめ社内で整理しておくと安心です。
特に初めてOEMを活用する場合は、こまめなコミュニケーションができるパートナー企業を選ぶことが、成功への近道になります。
パートナー企業選びのポイント
OEMの成否は、パートナー企業の選定にかかっているといっても過言ではありません。単なる製造能力だけでなく、コミュニケーションの質や対応力、製造拠点の信頼性など、多角的な視点で相手企業を評価することが求められます。
一般的には実績や単価で選びがちですが、実際には伝わりやすさや、改善提案の質も成果に直結します。ユニファーストでは、依頼されたものをつくるだけでなく、「こうした方がもっと良くなるのでは?」という視点を常に持って、提案型で対応することを心がけています。
以下の項目を参考に、長期的に信頼できるパートナーを選びましょう。
過去の実績や得意分野を確認する
どの業界や製品に強みを持っているかを確認し、自社の商材と親和性があるかを見極めましょう。似た実績がある企業であれば、仕様や業界特有のニーズへの理解も深く、やり取りがスムーズになりやすくなります。
品質・納期・コストのバランスをみる
単に安く製造できるかどうかだけでなく、一定の品質を保ちながら、納期通りに対応できる体制があるかも重要な判断基準です。安かろう悪かろうにならないよう、トータルでの信頼性を見極めましょう。
柔軟なコミュニケーションができるかを見極める
仕様のすり合わせや変更、改善提案などに柔軟に対応してくれる企業かどうかも、長期的なパートナーとして信頼できるかのポイントになります。コミュニケーションのしやすさは、特に初回案件やトラブル時の対応力に表れます。
製造体制や管理体制の透明性を確認する
製造拠点がどこにあり、どのような品質管理体制を持っているかも確認しておきたいポイントです。現場の状況が見えにくいと、トラブル時の対応も難航しがちです。
必要に応じて、現地視察や工場レポートの確認を依頼できるかどうかも確認しておくと安心です。
このような観点からパートナーを選ぶことで、信頼できるOEM体制を構築しやすくなります。
ユニファーストが選ばれる理由
ユニファーストでは、単なる製造代行ではなく、企業のブランド価値や目的を踏まえた提案型の製品づくりを強みとしています。世の中にOEM企業は数多くありますが、当社は「企画段階から一緒に考えるパートナー」としての立ち位置にこだわっています。
「こういう商品がほしい」だけでなく、「こんな世界観を伝えたい」という想いを共有いただければ、その想いをかたちにする手段を一緒に考えていきます。
製品企画〜納品までを一気通貫で対応
OEMだけでなく、ODM的な企画段階からの支援も行っており、クライアントのリソースや目的に応じて柔軟にサポート体制を設計できます。
多様な製品カテゴリに対応
アパレル・バッグ・雑貨・ギフトアイテムなど、分野横断的な対応実績があります。キャンペーン向けの短期製品から、長期ブランド商品まで幅広く対応。
ブランドコンセプトを体現するデザイン提案
製造にとどまらず、商品に込められたメッセージや価値観をデザインや仕様に反映させ、ブランディング強化を実現します。
国内外の生産ネットワークを活用
海外生産から国内生産まで、加工内容や輸送コストなど、条件に合った最適な拠点を選定可能。柔軟な体制を築いています。
SDGs・サステナブル対応商品も企画可能
オーガニック素材や再生素材を用いた製品開発、環境に配慮した包装・流通方法のご提案など、次世代型OEMにも積極的に取り組んでいます。
まとめ
OEMは、自社にない製造力を補い、スピーディーにブランド商品を市場に届ける手段です。ただし、パートナー選定や設計段階の連携次第では、その効果は大きくも小さくもなります。
ユニファーストでは、ブランド価値を伝えるモノづくりを目指し、OEM・ODMの枠にとらわれないご提案を行っています。
製品をつくりたいが、どこから始めればよいかわからない、OEMとODMのどちらを選ぶべきか迷っている、自社ブランドを強化するために信頼できるモノづくりのパートナーを探しているといったご相談にも、私たちは全力でお応えします。ぜひ一度、製品づくりの構想段階からご相談ください。
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アパレルユニフォームの製作はユニファーストが最も得意としているアイテムです。