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巾着の種類と販促品・ノベルティ用として製作する際のポイント

2022.04.18

使い勝手が良く、様々シーンで活用できる巾着。老若男女問わず人気が高いため、販促品やノベルティに採用したいという事業者様からの需要は増えています。
一方で、巾着には多種多様な種類があり、販促品・ノベルティの目的に沿ったものを製作しなければ大きな成果は期待できません。
そこで本記事では、主な巾着の種類を紹介し、そのうえで販促品・ノベルティとして巾着を製作する際のポイントを解説していきます。

巾着の種類

巾着の種類を紹介する前に、まずは「巾着」とは何かを整理しておきましょう。

中に物を入れて持ち運びするため、バッグの一種ではありますが、その中でも緒(細い紐)で開口部を開け閉めする形状のものが一般的に「巾着」と呼ばれます。つまり、チャックやボタンで開け閉めする形状の場合は、巾着のような形でもそれに該当しません。

そんな巾着には、主に以下のような種類があります。
○巾着袋
○巾着バッグ
○巾着リュック
○かご巾着バッグ
○風船巾着
○底板付き巾着
○筒型巾着
○ポリ袋型巾着
○保冷バッグ型巾着

それぞれ特徴や製作時のポイントが異なるため、詳細に見ていきましょう。

巾着袋

巾着袋

巾着袋とは、「○○型」といったカテゴリーに当てはまらず、広く「巾着」という場合に対象になるものを指します。比較的サイズは小さめであり、重量は軽いものが多いのが特徴です。

巾着の語源は、「巾=布切れ」と「着=肌身離さず持ち運ぶ」の二語とされています。多種多様な巾着の種類の中でも、巾着袋は最も語源に沿った形状といえるでしょう。

製作時には、片手でも容易に持てるサイズ・重量にすることが求められます。採用できる素材は幅広いですが、中でも布や革などがおすすめです。

巾着バッグ

巾着バッグ

巾着バッグとは、巾着袋よりもサイズが大きく、かつ頑丈な生地の巾着を指します。また巾着バッグの中でも、ショルダーバッグ型やトートバッグ型など、複数の種類があります。

巾着袋は幅広い層の使用が見込めるため、デザインの自由度は高いのが特徴です。一方で、メインバッグとして使用されることが多いため、生地は巾着袋よりも頑丈なものにしておきましょう。

巾着リュック

巾着リュック

巾着リュックとは、両肩で背負うことができ、開口部を紐で開け閉めする巾着を指します。手がふさがらない状態でも持ち運びでき利便性が高いため、様々なシーンでの利用が見込めます。

また、老若男女問わず人気が高い形状でもあるため、幅広いターゲット設定が可能です。メインバッグとして使用されることを想定し、ある程度の容量は確保しつつ、頑丈な生地にしておくといいでしょう。

かご巾着バッグ

かご巾着バッグ

かご巾着バッグとは、内側の袋が巾着の形状している、またはバッグの上部が袋状になっている巾着のことを指します。

外側がかごの形であるため、正面の目立つ箇所に名入れがしやすく、自社のPRに最適です。また大容量であることから、買い物バッグや旅行バッグなど幅広い用途があり、高い認知度向上効果が期待できます。

製作時には、巾着部分だけでなく外側のかご部分の素材や強度にも注意を払って設計するようにしましょう。

風船巾着

風船巾着

風船巾着とは、袋口を締めると風船のような丸い形に膨らむ巾着のことを指します。サイズは小さいものが多いため、持ち運び用としてだけでなく、バッグインバッグとして利用するニーズも高いです。その可愛い見た目により、女性や子どもから指示されることの多い形状です。

したがって、例えば女性や子どもに向けた販促品・ノベルティとして巾着を製作する場合には、優先度を高く検討してもいいでしょう。お祭りで利用する機会も多いため、夏仕様のデザインなどもいいかもしれません。

製作時には、容量は小さめ・重量は軽めを意識することがおすすめです。

底板付き巾着

底板付き巾着

底板付き巾着とは、底に板を敷くことができる形状の巾着を指します。物を入れても巾着の底の形が変わらないことや、巾着を自立させられるといったメリットがあり、利便性が高まるのが特徴です。

比較的重い物でも入れられるため、用途の幅は広いです。製作時には、「こう使ってほしい」という希望から逆算して、デザインや容量を設計していくようにしましょう。

筒型巾着

筒型巾着

筒型巾着とは、縦長で底が丸い形をしている形状の巾着を指します。収納のしやすさや、出し入れのしやすさから、化粧道具入れ・ワインのラッピング・筆箱など、様々なシーンでの利用が期待できます。

中でも、化粧道具入れとして使用される機会は非常に多く、女性からのニーズが高いといえるでしょう。製作時には、メインバッグではなく、バッグインバッグを想定して設計を進めることがおすすめです。

ポリ袋型巾着

ポリ袋型巾着とは、プラスチックの一種である「ポリエチレン(PE)」または「ポリプロピレン(PP)」を素材とする巾着のことを指します。中が透けて見えるため、近年流行しているクリアバッグ(中が透けて見えるバッグ)として使用されることも期待できます。

他にも、スポーツ用品を入れることや、買い物袋、収納袋などにも活用できるため、幅広いシーンでの活躍が見込めます。デザインも目立ちやすいため、販促品・ノベルティ効果も高いでしょう。

製作時には、素材のカラー、ロゴや刺繍の位置、サイズの3点を特に意識しつつ設計を進める必要があります。特に素材のカラーに関しては、どの色にするかでターゲットや使用シーンが大きく変わってくるため慎重に決めるようにしましょう。

保冷バッグ型巾着

保冷バッグ型巾着とは、保冷機能が備わっている巾着のことを指します。裏面を保冷・断熱シートにすることで対応が可能です。

お弁当入れや、冷蔵保存必須のものを持ち運びする際に活用できるため、特に夏場に活躍する巾着です。購入した冷凍品を入れる買い物バッグとして使用されることもあります。

製作時のポイントとしては、裏面だけでなく表面の生地にも意識を向けることです。例えば、キャンバスのような冷気を閉じ込めやすい生地にしておけば、より保冷効果を高めることができるでしょう。また、最もニーズの高い「お弁当入れ」として利用してもらうために、最低限大きめのお弁当箱が入るサイズにしておく必要があります。デザインも、誰が使用しても問題ないように、シンプルなものがおすすめです。

販促品・ノベルティ用の巾着を製作するポイント

製作時のポイント

このように、巾着には多くの種類があるため、幅広いターゲットに向けた販促品・ノベルティとして高い効果が期待できます。一方で、ポイントを押さえて製作をしなければ、成果が思うようにでなかったという事態に至ることもあるでしょう。
ここからは、販促品・ノベルティとして巾着を製作する際のポイントを、「巾着の種類」に焦点を当てつつ解説します。巾着を製作するうえで必ず把握しておかなければならないポイントであるため、ぜひご一読ください。

目的から逆算して巾着の種類を決める

巾着の種類を決める際には、目的から逆算することが重要です。

例えば、「不特定多数の人の目につくように、弁当入れとして活用してもらうこと」を主な目的に設定したとします。しかし、選択した巾着の種類が「巾着袋」だった場合どうなるでしょうか。通常の巾着袋には保冷機能が備わっていないため、弁当入れとしての使用はお弁当が腐らない時期、ひいては冬季に限定されてしまいます。これでは、不特定多数の人に目につくという目的を達成できず、結果的に高い成果を出せなくなるでしょう。

しかし、目的から逆算していれば、おのずと保冷バッグ型巾着を選択することとなります。つまり、目的からの逆算という意識を設計段階で共通で認識できているかが重要となるのです。
この際、どうしても迷ってしまう場合には、製作会社に相談するといいでしょう。巾着の製作実績が豊富な会社であれば、経験とノウハウに基づいた最適な種類を提案してくれます。まずは目的を伝えることから始めましょう。

巾着の種類に合わせて素材を決める

コットン、シルク、ナイロン、ポリエステル、革など、どの素材を採用するかは、巾着にとって非常に大切な要素です。特に巾着は、様々な素材に適しているため、どれを選べばいいか迷ってしまう事業者様も珍しくありません。
ついつい好みの素材を選んでしまうこともありますが、成果を出さなければならない販促品・ノベルティでは望ましいことではないでしょう。高い成果に繋げるためには、巾着の種類に合わせて素材を決めることが求められます。

例えば、風船巾着に革素材は適しません。素材に合わせるという意識があれば、おのずとコットンやシルクといった、軽い素材を選択することになるでしょう。
こちらも製作会社が最適な素材を提案してくれるため、希望する巾着の種類を伝えるようにしましょう。この際、巾着の製作実績が豊富な会社であれば、より最適な提案をしてくれます。

場合によっては「ポーチ」が最適な場合もある

場合によっては、巾着よりもポーチが適していることもあります。
例えば、自社商品のサイズが大きいため、大容量の入れ物を製作する希望があったとします。一方で、一度巾着を製作すると決まったから、巾着以外の選択肢を排除しているケースは多々あります。

しかし、大容量の入れ物であれば、巾着よりもポーチが適しています。両者は想定する用途が似ているため、どちらでなければならないという強い理由はありません。
「どうしても」という場合を除き、ポーチという選択肢も残しておくことがおすすめです。迷ってしまった場合には、製作会社の知識を借りれば問題ありません。企画がふりだしに戻ってしまう可能性もありますが、販促品・ノベルティとして成果を出すためにはやむを得ません。

製作段階の途中でふりだしに戻るということを避けるためには、できるだけ早い段階で製作会社を交えた話し合いをしておくことがおすすめです。

販促品・ノベルティとして巾着を製作するならユニファースト株式会社

巾着は様々な種類があるため、製作の自由度は高い反面、目的やターゲットに合った種類を選択する必要がある、難易度の高いグッズです。やみくもな製作進行では、販促品・ノベルティとして高い成果を出すことは難しいでしょう。

ユニファースト株式会社では、様々な事業者様の販促品・ノベルティ用巾着を製作してきました。特に2021年度では、弊社公式ホームページに最も多くお問い合わせいただいたグッズは巾着です。その経験とノウハウを活かし、事業者様に最も適した巾着の種類選びからお手伝いさせていただき、高い成果を期待できる巾着製作をサポート致します。相談ベースから受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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